取り付け時のポイント・感想
[車種名]フェアレディZ
まず、 Aピラーのクリップはエアバッグ展開時にAピラーカバーが飛散するのを防ぐ重要な部品であり、 一度取り外すと再使用ができないという特徴があります。 そのため、 車のDIY作業でAピラーを頻繁に取り外す場合は、 あらかじめクリップをいくつか用意しておくと安心でしょう。 以下に作業の流れを説明します。
まず、 ウェザーストリップを取り外します。 メーター横あたりから外すと手が届きやすく、 取り外しやすいです。 ウェザーストリップの内部には針金が入っているため、 変形してしまった場合は元の形に戻しておきましょう。 次に、 Aピラーの上の方を内張はがしで軽くこじると、 ピラーが浮き上がってクリップの位置が確認しやすくなります。 そこからラジオペンチなどを使ってクリップを90°回転させるようにこじれば外せますが、 外す際に爪が壊れて再使用不能になるため、 ニッパーで切ってしまう方法もアリです。 マイナスドライバーを使ってこじる場合は、 軽い力で少しずつ浮かせるのがコツで、 無理にこじると車体側の金属が曲がって元に戻せなくなる恐れがあります。 いずれの方法にしてもクリップを外した段階で再使用はできないため、 新しいクリップが必須となります。
新しいクリップを取り付ける際は、 まずAピラーカバー側にクリップをしっかりと差し込んでセットします。 一度クリップをセットしてしまうと取り外せない構造になっているので、 問題がないことをよく確認してからAピラーカバーを車体に取り付けましょう。 最後に、 Aピラーカバーをしっかりと押し込み、 ウェザーストリップを元の位置に戻せば作業は完了となります。 こうした手順を踏むことで、 万が一エアバッグが作動した際にも、 安全性を保ったままAピラーカバーを正常に取り付けることができます。
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