取り付け時のポイント・感想
[車種名]フォレスター
まず、
プラスチックリベットにはネジ式とプッシュ式の2種類があり、
バンパー下部やフェンダー部分にはプッシュ式のリベットが使われています。
このプッシュ式は内部に砂や細かなゴミが入り込みやすく、
そのままだと中心部分を押し込めず、
非常に外しにくい状態になります。
そのため、
取り外す前にゴムハンマーなどで周囲を軽く叩いて砂を落としてから作業すると、
リベットが外しやすくなります。
バンパーを取り外す際は、
リアハッチ下に付いているクリップがかなり強く噛み込んでおり、
最初は壊れてしまいそうで不安になりますが、
ある程度思い切って力を込めて手前に引っ張らないと外れてくれません。
クリップが硬いだけで不良ではない場合が多いので、
慎重かつしっかりと力をかけて外していきます。
また、
左ブラケットを固定している下側のボルトは非常に固く締まっていることがあり、
場合によっては車体が持ち上がるくらいの抵抗を感じることがあります。
そのような場合は、
メガネレンチをボルトにかけ、
ゴムハンマーでレンチの持ち手部分を軽く叩きながら、
少しずつ緩めていく方法が有効です。
無理に素手だけで回そうとせず、
工具を併用して負担を減らしながら作業すると安全です。
なお、
作業後にボルトを適切な力で締め直すためには、
6〜64N・mの範囲を測定できるトルクレンチを用意しておく必要があります。
適正トルクで締め付けることで、
緩みや締め過ぎを防ぎ、
安全に部品を固定することができます。
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