取り付け時のポイント・感想
[車種名]カプチーノ
燃料レベルゲージの交換作業を行う際には、
まず交換前の燃料残量をメーターで確認しておくことが重要です。
これは、
交換後に正しく表示されているかを確認するための基準となります。
作業のしやすさを考慮し、
最初に車両の屋根を取り外します。
その後、
シフトノブを取り外してからセンターコンソールを外し、
さらに中央のキャビントリムを取り外していきます。
次に、
フューエルタンクサービスリッドを取り外し、
内部の作業に移ります。
フューエルレベルゲージ周辺にはゴミやほこりがたまりやすいため、
取り外し前にしっかりと清掃しておくことが大切です。
ゲージ本体を取り外す際には、
抜き取る方向や傾きをしっかりと確認しておくことで、
再取り付け時に迷わず作業を進めることができます。
取り付けの際は、
取り外した手順を逆にたどる形で進めていきますが、
このとき無理に押し込んでゲージ本体を変形させないよう十分に注意が必要です。
また、
ゲージ取り付けボルトは、
対角線上に位置するものから順に、
数回に分けて均等に締め付けることで、
しっかりと固定できます。
内装類についても同様に、
取り外したときと逆の手順で丁寧に組み付けていきます。
すべての組み付けが完了したら、
最後に燃料計が正しく動作しているかを確認し、
作業は終了となります。
なお、
取り外したゲージをテスターで測定したところ、
抵抗値が滑らかに変化せず、
やや引っ掛かりが見られたため、
この点も交換の必要性を判断する材料となりました。
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